横浜市歌
森林太郎
わが
日
(
ひ
)
の
本
(
もと
)
は
島国
(
しまぐに
)
よ
朝日
(
あさひ
)
かがよう
海
(
うみ
)
に
連
(
つらな
)
りそばだつ
島々
(
しまじま
)
なれば
あらゆる
国
(
くに
)
より
舟
(
ふね
)
こそ
通
(
かよ
)
え
されば
港
(
みなと
)
の
数
(
かず
)
多
(
おお
)
かれど
この
横浜
(
よこはま
)
にまさるあらめや
むかし
思
(
おも
)
えば とま
屋
(
や
)
の
煙
(
けむり
)
ちらりほらりと
立
(
た
)
てりし
処
(
ところ
)
今
(
いま
)
はもも
舟
(
ふね
)
もも
千舟
(
ちふね
)
泊
(
とま
)
る
処
(
ところ
)
ぞ
見
(
み
)
よや
果
(
はて
)
なく
栄
(
さか
)
えて
行
(
ゆ
)
くらんみ
代
(
よ
)
を
飾
(
かざ
)
る
宝
(
たから
)
も
入
(
い
)
りくる
港
(
みなと
)
底本:「横浜市歌」横浜市
1959(昭和34)年6月発行
※底本に「原歌を当用漢字、新かなづかいに改めた」の注がある。
入力:大野晋
校正:高瀬竜一
2017年1月12日作成
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