●公開への最後のステップは、ファイルの加工です。
●原則として一つの作品には、テキスト版とxhtml版の、二種類を用意します。（2002年5月7日以前に登録した作品では、加えて電子本形式の、エキスパンドブック版もしくはドットブック版を提供していました。）
●xhtml版は、プログラムを用いて、テキスト版から自動生成しています。
●変換に用いているプログラム（txt2xhtml）と、青空文庫で行っているのと同じ表示を実現するための外字画像等のサポートファイルを、「組版案内」で公開しています。
●このマニュアルと「注記一覧」等の諸資料に基づいて作ったテキストであれば、公開されているプログラムによって、xhtmlに変換できます。サポートファイルを適切な位置におけば、青空文庫の表示を再現できます。
●青空文庫の作業時には、自分が作業した入力ファイルや校正ファイルに約束事の誤りがないか、xhtmlでどう表示されるかを、「組版案内」の変換プログラムで確認できます。
●txt2xhtmlは、藤井遼さんによって書かれました。2010年３月末公開分までに利用した旧変換プログラムは、大野裕さんによって書かれました。
●テキストが期待通り作られているかをチェックするために、「入力ファイルを「テキスト版」に仕上げるために」と名付けた、チェックリストを用意しています。
入力時、校正時に、自分が作業したファイルを、これにもとづいてチェックしてください。